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懐かしの映画館

硫黄島からの手紙


硫黄島からの手紙


KEN WATANABE
LETTERS FROM IWO JIMA


硫黄島からの手紙





硫黄島からの手紙
ノルマンディ上陸作戦をも超える、第2次大戦下最大規模の艦砲射撃によって、島のすべての動植物を焼き払い、大量の砲弾や爆弾を投下した当の米軍が「地獄の中の地獄」と震え上がったという“硫黄島の戦い”
この映画は、第2次世界大戦時の最も悲劇的なこの戦いを、米国の視点からを描いた「父親たちの星条旗」に次ぐ“硫黄島プロジェクト”の第2弾で、硫黄島でアメリカ軍を悩ませた伝説の陸軍中将である栗林忠道と彼の部下たちによる死闘が描かれています。
主演は『ラスト サムライ』の渡辺謙で、嵐の二宮和也や伊原剛志 加瀬亮、中村獅童ら、日本人俳優が出演し、製作は『ジェラシックパーク』のスティーヴン・スピルバーグ、また監督は『ミリオンダラー・ベイビー』のクリント・イーストウッドがメガホンを執っています。

公式ホームページはコチラ




硫黄島からの手紙硫黄島からの手紙

製作年: 2006年
製作国: アメリカ
日本公開: 2006年12月9日
(丸の内ピカデリー1 ほか)
配給: ワーナー・ブラザース映画
監督/製作:クリント・イーストウッド
製作:スティーヴン・スピルバーグ / ロバート・ロレンツ
原案/脚本:アイリス・ヤマシタ
脚本:ポール・ハギス
美術:ヘンリー・バムステッド

出演 渡辺謙、二宮和也
伊原剛志、加瀬亮
中村獅童、裕木奈江






硫黄島からの手紙---物語---

戦況が悪化の一途をたどる1944年6月、アメリカ留学の経験を持ち、西洋の軍事力も知り尽くしている陸軍中将の栗林忠道(渡辺謙)が、本土防衛の最後の砦ともいうべき硫黄島へやってきました。指揮官に着任した彼は、長年の場当たり的な作戦を変更し、西郷(二宮和也)ら部下に対する理不尽な体罰も戒めるなど、作戦の近代化に着手します。


硫黄島からの手紙
硫黄島は、米国にとっては日本本土空襲の拠点であったため、陸上戦力は日本軍約2万人に対して、米軍は支援部隊を含め約16万人を導入したため「この上陸作戦は5日間で簡単にかたがつく」と安易に考えていました。しかし、実際の戦闘は栗林中将の緻密な防御戦術によって、米国の予想をはるかに超える36日間という長きにわたって続くことになったのです・・・





硫黄島からの手紙渡辺謙
1959年、新潟県出身

トム・クルーズと共演した「ラスト・サムライ」(03)で、第10回俳優組合賞、第61回ゴールデングローブ賞、第76回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。その後も、「バットマン ビギンズ」「SAYURI](共に05)とハリウッド大作に出演を続け、今回ついに、クリント・イーストウッド監督による「硫黄島」2部作のうち、日本側の視点から描いた本作「硫黄島からの手紙」で主人公、栗林忠道という大役を演じ、名実共に日本を代表する俳優のひとりとなっている。
上京後、劇団"円"に参加し、研究生ながら蛭川幸雄演出の舞台「下谷万年町物語」で主役に抜擢され注目を集める。82年にはドラマ「未知なる反乱」(TBS)でTVデビューを飾り、87年にはNHK大河ドラマ「独眼竜正宗」で不動の人気を確立した。映画では「瀬戸内少年野球団」(84)でデビューを果たした後「タンポポ」(85)、「海と毒薬」(86)、「幕末純情伝」(91)、「絆ーきずなー」(98)、「スペーストラベラー」(00)、「溺れる魚」(01)、「陽はまた昇る」(02)、「T.R.Y](03)、「新・仁義なき戦い/謀殺」(03)、「北の零年」(05)などに出演。また、今年5月に公開され大ヒットとなった「明日の記憶」」では主演のみでなくエグゼクティブ・プロデューサーを務める。



硫黄島からの手紙クリント・イーストウッド監督来日 ワールドプレミア

米俳優で監督のクリント・イーストウッド(76)が製作・監督した映画「硫黄島からの手紙」のワールドプレミアが15日、東京・北の丸公園の日本武道館で行われました。
さて、今年4月の製作報告会見に続いて来日したイーストウッド監督は夫人を同伴し、会場前に敷かれた全長約50メートルのレッドカーペットを渡辺謙(47)や嵐の二宮和也(23)らと歩くと、あいにくの雨にもかかわらず、集まった約500人のファンからは熱い声援が飛び交いました。


硫黄島からの手紙そして、舞台に立ったイーストウッド監督は「素晴らしい俳優たちと仕事ができて、私の長い経歴の中でも素晴らしい作品になった」と出演者を褒めたたえ「納得のいくプロジェクトになった。戦争に行った若者たちにささげたい」と観客約6500人に穏やかな笑顔で語りました、
また、同監督の隣の渡辺は「この映画は日本映画です。日本人が忘れかけていたことを米国の監督が素晴らしい理解を示し撮ってくれた。先輩が受けた辛い思いを記録してくれた、この作品に参加でき誇りに思う」と胸を張り、監督について「とても穏やかで優しくユーモアがある。ハリウッドすべてに尊敬される人と、よくわかりました」と敬意を示しました。


硫黄島からの手紙一方、レッドカーペット上で同監督から「素晴らしいアクターだった。でもお互い何を言っているかわからなかったね」と言われ苦笑いしていた二宮は、舞台では「この作品を見て思ったのは、悲しみやつらさではなく事実だということを、1人の人間として受け止めて下さい」と呼びかけ、会場から大きな拍手を浴びていました。
ところで、この日は同じ嵐の櫻井翔(24)も来場しましたが、一足先に観たという同映画について「メンバーの名前をエンドロールで観た時、誇らしい気持ちになった」と喜びを表していました。


硫黄島からの手紙さらに、櫻井は出演中の日本テレビ系「NEWS ZERO」の月曜キャスターとしてイーストウッド監督の取材をしたそうで「今日、昼に監督にインタビューをさせていただきましたが、すごく穏やかな方でした」と興奮気味に語りました。

さて、女優・竹内結子との離婚騒動の渦中にある中村獅童は、混乱を避けるため舞台あいさつを欠席しましたが、会場には映画監督の山田洋次氏(75)、周防正行氏(50)、女優の瀬戸朝香(29)、モデル兼女優の山田優(22)ら著名人が多数来場して、華やかなプレミアとなりました。





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